MESSAGE

メッセージ

好奇心と発信力が
ゲームを進化させていく
──Indie-us Gamesの
開発哲学

代表取締役

 中村 匡彦

好奇心と発信力がゲームを進化させていく──Indie-us Games の開発哲学

独立から会社設立へ──Unreal Engineがつなげた縁

私はもともとゲーム企業で働いていましたが、「自分の理想とするゲームをもっと自由に作りたい」 という思いから、フリーランスのゲームクリエイターへと転向しました。しかし2014年、Epic Games社が開発・提供するゲームエンジン、Unreal Engineの一般公開と無償化という大きな転機が訪れます。Unreal Engineはこれまで大手企業でしか作ることのできなかった規模のゲームが少人数でも作れてしまう可能性を秘めた画期的なツールでした。

独学でUnreal Engineを学び、その魅力や知識をSNSやコミュニティなどで発信していくうちに、Unreal Engineに興味を持つ人たちとのつながりが生まれていきました。さらに、専門学校の講師として教壇に立つ機会を得たことで、その輪は広がり、2017年に「Unreal Engineを使える仲間と面白いゲームが作りたい」という思いで会社を立ち上げると、当時の教え子やSNSでつながった仲間が「一緒に働きたい」と集まってくれたのです。

独立から会社設立へ──Unreal Engineがつなげた縁

業界の垣根を越えて広がる「Unreal Engine」の可能性

Unreal Engine は圧倒的な表現力と柔軟性を持つ素晴らしいツールですが、その技術の進化が速く、習得のハードルも高いため、国内でUnreal Engine に特化した企業はまだまだ少数派です。 しかし、言いかえればそれこそがIndie-us Gamesの強みであり、ほかのゲーム企業と一線を画すユニークな個性となっています。

その証拠に、私たちはゲーム業界だけでなく、映像、建築、製造、自動車、広告、ファッション、VTuberといった多様な業界ともコラボレーションし、シミュレーションやプロモーション用コンテンツの制作などを手掛けています。異業種との協業は新しい視点を得る良い機会にもなりますし、逆にゲーム会社だからこそ提案できるアイデアが喜ばれることも多く、社員のモチベーションアップにもつながっています。

好奇心と情報発信力がヒットの鍵になる

ゲーム制作を続けていくためには、自分の興味のある範囲だけにこだわるのではなく、常にアンテナを張って幅広い知識や技術をインプットし、アウトプットすることが重要です。 そういった姿勢が、最終的に多くの人に支持されるものづくりに必要な筋肉になると私は考えています。

現在は『UNDEFEATED』の前日譚を描いた『UNDEFEATED: Genesis』の2026年リリースに向けて開発を進めています。システムの基礎構築はほぼ完了し、これからゲームの魅力を詰め込んでいくフェーズです。

私は「ゲームは、面白くて当たり前」 だと考えています。その上で、ゲームをヒットさせるには、当然ですがゲームの存在を多くの人に知ってもらう努力をしなければなりません。Indie-us Gamesではそうした「情報発信」も重要なフェーズと捉え、SNSやイベントを通じて積極的に情報発信を行っています。

変化するゲーム市場と、Indie-us Games の未来

ここ数年、日本のゲーム市場は厳しい状況が続いていましたが、人気ゲーム機の後継機が発売される予定などもあり、今後は再び活気づくと予測しています。また、アメリカでは政治や社会情勢の変化がゲーム業界にも影響を与え、中国では最先端技術を活用したゲームが続々と登場しています。

こうした世界の動向を常に意識しながら、Indie-us Gamesも海外市場を見据えたアクションを起こしていきたいと考えています。国内市場だけでなく、世界に通用するゲームを生み出すことが、私たちの次なる大きな目標です。

変化するゲーム市場と、Indie-us Games の未来

「Unreal Engineに本気で向き合いたい人」と働きたい

Indie-us Games で働く上での大前提は「Unreal Engineに興味がある」という点です。そこに強いモチベーションがあり、色々なことに興味を持てる方であれば成長できる環境は整っています。ゲーム関連のイベントや勉強会、関西のゲーム企業との交流会などにも、希望する社員にはどんどん参加してもらっています。

応募される方にはぜひご自身の「アウトプット」をたくさん披露してもらいたいですね。Unreal Engineで作った作品に限らず、ブログや映像制作、プログラミングなど、どんな形でも構いません。大切なのは、「やりたいことにしっかり取り組んでいる」という姿勢が見えることだと考えています。

Unreal Engine × 日本のクリエイターで、世界に挑む

日本のゲームクリエイターは、こだわりや緻密さが強みですが、その一方で開発に時間やコストがかかるという課題もあります。私はUnreal Engineという効率的なツールを活用することで、この課題を乗り越え、日本のゲーム業界の存在感をさらに高めていくことができると確信しています。

「とにかくUnreal Engineで面白いことがしてみたい!」
そんな情熱を持つ方と、一緒に世界に通用するゲームを発信していける日を楽しみにしています。

Unreal Engine × 日本のクリエイターで、世界に挑む